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(19)  8月 18日(日) 神宮外苑日の丸運動場  <9時30分試合開始:晴れ>

丸の内大会準々決勝
              

   
みずほ証券       
日本M&A
センター
     

投手: ○松浦(3回:3勝3S)−S亮太(2回:1S) / 本塁打:  三塁打:高木 



<試合経過>

「勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負けなし」

江戸大名の一文を野村克也監督が愛用していた言葉である。今日は、この言葉が合う感じがすると思ったが違うかな、ちゃんと取るところで取ってるから、当てはまらないかな。。。

今日は厳しい試合になることは予定していたが、最後は見事勝利を収めた。接戦をしっかりモノに出来る、不思議でなく、実力だな。

この日の朝、出欠LINEにチームの大黒柱で、本日先発予定だった土肥が体調不良と知らせが入る。
五十嵐レギュラー監督代行は、すかさず松浦を先発に切替、いやがおうにも臨戦態勢の様相を呈する。
相手チームは、今年丸の内大会初出場で、若くて勢いのある日本M&Aセンターさん、3回戦では日本郵船さんを倒している強敵だ。

◇1回表
コントロールが定まらない相手先発、2番柏木、3番高木がそれぞれ四死球で出塁する。
4番松浦の進塁打で2死2,3塁とチャンスメイクするも、5番井は、こすった力のない打球で三飛に倒れ無得点。

◆1回裏
先発は上述したとおり松浦。今日は少し審判が厳しかったかな(夏で厳しいのは辛い)。
初球、2球目といつものコントロールで決まったかに思えたが、共にボールの判定。結局、四球で歩かせてしまう。すかさず盗塁、更にキャッチャー悪送球で無死3塁。続く2番は高く上がった飛球、前進守備であったため、センターとセカンドの間にボールが落ちるヒットで先制を許す。更に盗塁で無死2塁のピンチ。早く試合を落ち着かせたい感じだったが、松浦が何とか3,4番を外野フライに打ち取る。しかし5番にショート頭上をライナーで抜けるヒットを打たれ初回に2失点。


◇2回表
先頭の室伏さんが左中間に落とすヒット、果敢に2塁を攻め、2塁打になる好走塁。続く7番溝口は、(いつもの)死球で1,2塁とチャンス。ここでバッテリーが連続パスボールで、室伏さんがホームに返り、まず1点を返す。
尚も四球等で無死2,3塁となり9番山田の場面。ツーストライクと追い込まれながら、エンドランを敢行。
しかし山田は空振りの三振。三本間に、3塁ランナー溝口が挟まれる。ここでサードがホームに悪送球で、溝口が返り同点。
更にチャンスは続き、二死となったが、2番柏木が左に上手く流すタイムリーヒットを放ち逆転!!

◆2回裏
逆転した直後の守備。先頭バッターの打球は三遊間へ、これをショート溝口がキャッチし一塁へ送球、これが大遠投となり、ファースト橋本の遙か頭上を越える悪送球。その間にバッターランナーは2塁へ、しかし、ここでファースト橋本がボールを拾ってセカンドへ矢のような送球、ランナーは2,3歩前でタッチアウト!!!このプレーは大きかった。

◇3回表
先頭の高木がセンターオーバーの3塁打、続く松浦の場面でエンドランを成功させ、3塁ランナーがホームイン、突き放す。

◆3回裏
またも先頭の1番を四球でだしてしまう。1死後、3番の打球はサード後方の小フライ、サード柏木がグラブに当てるも弾いてしまい、1死2,3塁のピンチ。ここで4番バッターは浅いライトへの飛球、村川が取ってツーアウト。

ここでセカンドランナーが少し飛び出す、これを見た村川からボールを受けたファースト橋本がセカンドへ送球。ほぼ全員が”投げるな!!”と叫んだが強気の橋本はセカンドへ送球。
これがサード側に逸れショート溝口が取れず、後ろにカバーもなく、ボールは転々と左中間方向へ・・・・
3塁ランナーだけでなく2塁ランナーまで生還し、同点に追いつかれてしまう。


◇4回表
重たい雰囲気にはなったが、夏はここから。相手投手が3番手ピッチャーに替わる。球はむちゃくちゃ速いのだが、ストライクが入らない、おそらく硬球で相当なレベルの選手で、軟式は軽すぎて押さえが効かない感じ。

7番溝口、8番橋本が連続四球で出塁。慌てた相手チームは、2番手の好投手を再度マウンドへ。9番山田は進塁打でランナーを3塁まで進める。ここで村川が、たたきつけるバッティングで、セカンドゴロ。3塁ランナーがホームインで再び突き放す。

◆4回裏
流れを変えるために中国から帰国し、2020年以来、亮太がマウンドへ。
その亮太は全く危なげなく下位打線の攻撃を抑える。

◇5回表
いくら亮太でも相手は強力打線、1点では足りず何とか追加点が欲しいみずほ。1死から4番松浦が三遊間を破るヒットで出塁。続く井はセフティーバント、慌てたピッチャーがファーストへ悪送球。1塁ランナーが一気に3塁へ進む。
ここで室伏さんは2遊間への内野安打、3塁ランナーがホームインし欲しかった点が入り2点差。

◆5回裏
時間の関係で最終回。ここで相手も意地を見せる。先頭の2番バッターは強烈なセカンドへのゴロ、セカンド柏木が捕球体制に入ったが、目前でイレギュラーバウンドとなり出塁を許す。続く3番バッターはボテボテのファーストゴロだったが、慎重に行きすぎた橋本が待って取ったため、これも内野安打で無死1,2塁、同点のランナーを出してしまう。
続く4番はセカンドゴロで1死2,3塁。

一打同点のピンチだったが、5番バッターを三振に仕留める。続く6番バッターの場面、6番バッターの素振りを見る限り嫌な感じがしたが、2塁ランナーのリードが大きいことを見ていたピッチャー亮太とショート溝口。二人のサインプレーが見事に決まり、2塁ランナーが牽制死。これは凄かった。ぎりぎりの展開で、みごと勝利した。



<五十嵐レギュラー監督代行コメント>
相手の強力打線に対して良く勝てた!なんか負ける気がしないのが今のチームの凄いところ!一人ひとりが随所でしっかりと仕事してくれました!ナイスゲーム!!


スコア・・
 
  打席 打数 得点 安打 打点 犠打 四死球 盗塁 三振 失策 残塁
チーム 26 20

 
名前 投球回 被安打 与四死球 奪三振 失点 自責点 責任投手 球数
松浦 勝利 62
亮太 セーブ 25
                 

守備 名前 打率
<通算>

<通算
 1回 2回  3回  4回  5回 6回 7回  
(右) 村川 .316 投ゴロ 三振 -- 二ゴロ -- -- --  
(三)二 柏木 .244 死球 左安 -- 投ゴロ -- -- --  
(左) 高木 .357 四球 -- 中三 -- 三ゴロ -- --  
(投)三 松浦 .278 捕ゴロ -- 遊ゴロ -- 左安 -- --  
(捕) .463 三飛 -- 左飛 -- 内安 -- --  
(中) 室伏 .200 -- 中二 三振 -- 内安 -- --  
(遊) 溝口 .000 -- 死球 -- 四球 投飛 -- --  
(一) 橋本 .143 -- 四球 -- 四球 二飛 -- --  
(二) 山田 .188 -- 三振 -- 遊ゴロ -- -- --  
 投 亮太 *** -- -- -- -- -- -- --  
              -- --  --  -- -- -- --   
               -- -- -- -- -- -- --  


  名前 コメント
  村川 大事なところで確りゴロを打つチームプレーはさすが。
  柏木 2回2死からのタイムリーは大きいね。
  3回のオーバーの3塁打は相手に強いインパクトを与えた。
  松浦 3回良く投げてくれた、それで十分だよ。
  少し打つタイミングが悪かったかな、打てないなら打てないなりの工夫は素晴らしい。
  室伏 後半に入っていつもの打撃が復調してきた感じ。
  溝口 相変わらず慌ただしいが、最後はお見事だった。
  橋本 A級戦犯モノだったが、まあ積極的で良しとしよう。打つ方だな。
  山田 若手の投げる速球に四苦八苦だが、レギュラーの第一線でスタメンと言うのが凄いよ。
MVP 亮太 土肥体調不良を救ってくれた、ナイスピッチング、次回以降も頼むよ。
   五十嵐
大胆な采配だね。いや接戦をモノにしているのは五十嵐の采配だよね。
  三輪 しかし強いなー