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(13)  6月 15日(土) 花小金井公園A面  <13時40分試合開始:晴れ>

千代田区春季大会 決勝              

   
みずほ証券   
大林組  

投手: ○松浦(4回2/3:2勝2S)−S小倉(2回1/3:2勝1S) / 本塁打:柏木B2号   三塁打: 


<試合経過>
遂に千代田区大会第一部を制覇した。

2004年5月29日、春季大会第五部、トーメンWING戦でデビューして以来、これまで千代田区大会は春・秋併せて96試合。1試合1試合、それは思いがあり、我々にとっては、やはり”公式戦”と言えば、千代田区大会である。

ちなみにデビュー戦(2004年1回戦)のスタメンは、

1番 キャッチャー 三輪
2番 レフト 神野
3番 センター  飯田
4番 ファースト 岩崎
5番 サード 芝田
6番 ショート 熊本
7番 ライト 狩野
8番 セカンド 笹倉→太田
9番 ピッチャー 山田

懐かしい顔ぶれもいれば、理事になったメンバーもいる。当時、五部では快進撃で決勝まで進んだ。その時、ベストとタキセイさんが我々の裏で第一部の決勝戦をやっていた。上には上がいる。。いつか我々も・・・・と思いつつも遠い遠い道のりだった。
あれから20年、遂に、本当に遂に我々は成し遂げたのである!!!

◇1回表
少し蒸し暑い中で行われた決勝戦。ここまで指揮していた五十嵐レギュラー監督代行だったが、志願のオーダー。
先頭は土肥、強い打球だったがショートが上手く捌きワンアウト。続く柏木は三振に倒れ簡単にツーアウト。しかし3番井がバットの先っぽながらボールが回転しサードが捕球出来ず内野安打、続く4番松浦も投手後方の浅い飛球ながら、内野が捕球できず内野安打で二死ながら1,3塁とチャンスを作る。ここで小倉がレフト線へ先制のタイムリーヒット!!!を放つ。

◆1回裏
先発は準々決勝以来の松浦。先頭にフルカウントまで粘られるも中飛で先頭を取る。続く2番はセンター前ヒット、ここでセンター柏木がボールをジャックル。これを見たバッターは一気に2塁を狙うが、柏木からセカンドへ矢のような送球がいき、タッチアウト!!

◇2回表
坂本は初球を叩くも中飛、8番山田も投飛、9番山岡は狙っていたのか一飛で、3人ともフライで仕留められる。

◆2回裏
松浦も好投する。強打の大林組はセンター方向に確り打ってくるが、4番5番ともセンターフライ。6番を投飛に仕留め、こちらも三者凡退。

◇3回表
先頭の土肥が四球ですかさず盗塁で無死2塁とチャンスメイク(五十嵐レギュラー監督代行のオーダーが当たる)、続く2番柏木はライトへの大飛球、ライトがキャッチするも2塁から土肥が3塁へタッチアップ。3番井は、左へ上手く流したが、これはレフトに好捕され土肥はホームに帰れず。二死となったが4番松浦が、右へ上手く流す、これがライト線上に落ち、土肥が帰って2死から得点で突き放す。

◆3回裏
1死から8番バッターを四球で出すが、盗塁を試みたランナーをキャッチャー井が完璧な送球でタッチアウト。相手にプレッシャーを与える守備でピンチの芽を摘む。

◇4回表
坂本、山田が倒れ簡単にツーアウトとなったが、山岡が粘って四球で出塁するとすかさず盗塁でチャンスメイク。1番土肥はサードへのボテボテのゴロ、俊足を活かし内野安打、更に1塁から土肥が盗塁し2死ながら2,3塁のチャンス。ここで柏木。しっかりと振り抜くと打球は良い角度でライトへ上がる3ランホームラン!!!!!!これにはベンチも大盛りがあがり。

◆4回裏
5−0とリード。しかし強打の大林組、また大会決勝、このままでは終わらない。ただ、誰しもがこの回が大事と思っていた。
さすがの大林組さんも意地を見せる。先頭の1番バッターが左中間に2塁打。2番は三振に抑えるも、3番バッターに快心のセンター前ヒットを打たれ1点を返される。二死2塁となったところで5番バッターの打球はセカンド山田の方向へ。山田は慌てたのかお手玉し1塁へ投げるもセーフで2死1,3塁のピンチ。しかしここで松浦が踏ん張る、6番の打球はどん詰まりの遊ゴロ、これを土肥がキャッチし、渾身のスロー!!!見事アウトに仕留めピンチを切り抜ける。

◇5回表
5番小倉がセカンド後方のフライ、これをセカンドが落球、悪送球も重なり小倉は一気に2塁へ。すると今度は高木が右中間にタイムリーヒット!!!を放ち、まとも5点差に突き放す。

◆5回裏
試合は後半戦に。打順は7番から、この回を抑えれば見えてくる。ここまで54球の松浦、何とか持ってくれと願うばかり。
先頭の7番を投ゴロでワンアウト、しかし8番を四球で出してしまう。しかい9番は三振に仕留め、上位打線へ。
相手も3廻り目、1番バッターが左へ上手く流すヒットで1,2塁。ここで2番バッター。
ここを抑えれば、勝利がぐっと近づくかに思われたが、死球を与えて満塁。ここで3番バッターは綺麗にセンターへ弾き返し3塁ランナーがホームインし、6−2。ジワジワと大林組さんが追い上げてくる。。。。。

ここでキャプテン柏木は勝負に出る。二死ながら満塁で4番。小倉をマウンドに上げる。ベンチでは、まあ上向くまで2失点ぐらいは仕方ないと思っていたら、いきなりワイルドピッチ・・・・・3塁ランナーがホームインし、6−3の3点差。尚も2,3塁でピンチだったが、ここは三ゴロに仕留めピンチを切り抜ける。

◇6回表
やはり大会決勝、一筋縄ではいかない。追加点が欲しい場面だったが、1死2塁のチャンスメイクも柏木、井が打ち取られ得点できず。。。いやな、思い展開に


◆6回裏
3点差だが、小倉のピッチングがどうもおかしい。とにかくストレートが走っていない。5番をいきなりスリーボールとしたが、最後は遊飛に打ち取る。しかし続く6番バッターは浅い打球の遊ゴロ、ショート土肥が取ってファーストに投げるも悪送球・・・・キャッチャー井から、思わず「土肥さん!!!」と声が飛ぶ。1死2塁のピンチ。7番は三振に仕留めツーアウトとするが、8番にレフトオーバーの2塁打を打たれ2点差。更に9番にもヒットを打たれ2死1,3塁。

変化球に頼る小倉だが、今日はストレートが走らず苦しいピッチング。ここで、ここまで2安打の1番バッター、そ甘い球を振り切った打球は右中間へ。「いかん、抜けた・・・」と思われたが、センター柏木が、脚の炎症を抱えながらも、猛ダッシュ、最後はジャンピングキャッチのえげつない大ファインプレー!!!!!これが抜けていれば、間違いなく同点だった。

◇7回表
何とか突き放したいみずほは、二死から三失で出た高木を2塁において7番坂本がレフトへヒット!!しかし当たりが良すぎて2塁ランナー高木は3塁止まり。結局、8番山田は三ゴロに倒れスリーアウトチェンジ。

◆7回裏
いよいよ最終回。しかし、今日の小倉は、まだわからない。。。。カーブはいつも通り切れ味が鋭いのだが、大林組さんは振ってこない。悲願の優勝に向かって、願うばかり。しかし先頭の2番バッターを四球で出してしまう嫌な展開。そして3番バッター、ツーストライクから三球続けて、ファースト右へファールで粘る。お互い一歩も譲らない展開。地力で勝る大林組さんが1−6から追い上げてくるさすがだ。続く、7球目、打球はピッチャーへのゴロ、これを1−6−3のWプレーに仕留めツーアウト!!!!!

よーーーし勝ったと思ったが、まだ終わらない。続く4番バッターは三遊間のヒット、5番バッターはフルカウントか四球を選び2死ながら二人の走者が出てしまう。これが20年以上達成できなかった重圧なのか・・・・ベンチで祈るしかない三輪オーナー。

そして6番バッターは代打。しかし左バッター、浅いライトにホームランを打たれれば、逆転を許してしまうドキドキの場面。初球を大きく空振り、あと2球・・・・・続く2球目を投げた時に、2塁ランナーが3塁へ盗塁を試みる。これを冷静に見ていたキャッチャー井から素早くサードに完璧な送球が行きタッチアウト!!!!!!!!


一時は5点差まで突き放すも、じりじり追い上げられ苦しくて重い展開だったが、ようやく終止符。
そして、悲願の千代田区最高位の第一部で優勝を飾った。


<柏木キャプテンコメント>
ナイス優勝!サポートメンバー、応援の皆さん大会通じてありがとうございました。野球部最高!!



スコア・・
 
  打席 打数 得点 安打 打点 犠打 四死球 盗塁 三振 失策 残塁
チーム 35 31

 
名前 投球回 被安打 与四死球 奪三振 失点 自責点 責任投手 球数
松浦 2/3 勝利 76
小倉 1/3 セーブ 45
                 

守備 名前 打率
<通算>

<通算
 1回 2回  3回  4回  5回 6回 7回  
(三)遊 土肥 .321 遊ゴロ -- 四球 内安 -- 中安 --  
(中)右 柏木 .290 三振 -- 犠飛 右本 -- 三振 --  
(捕) .419 内安 -- 左飛 一ゴロ -- 投ゴロ --  
(投)三 松浦 .267 内安 -- 右安 -- 三ゴロ -- 三飛  
(遊)投 小倉 .286 左安 -- 死球 -- 二失 -- 三振  
(左) 高木 .323 三ゴロ -- 遊ゴロ -- 中安 -- 三失  
(右)中 坂本 .286 -- 中飛 -- 三振 遊ゴロ -- 左安  
(二) 山田 .270 -- 投飛 -- 三ゴロ 三振 -- 三ゴロ  
(一) 山岡 .083 -- 一飛 -- 四球 -- 遊飛 --  
              -- -- -- -- -- -- --  
              -- --  --  -- -- -- --   
              -- -- -- -- -- -- --  


  名前 コメント
  土肥 三度の出塁、3盗塁はお見事、また5回裏のピンチで確り遊ゴロを仕留めてくれたのはありがたかった。
MVP 柏木 3ラン、ダイビングキャッチの超ファインプレー、完璧だね。
  今日は良く守ってくれた、最後のアップアップの場面での冷静な送球はお見事。
MVP 松浦 良く投げてくれた、ちゃんと試合を作ってくれたよ。ゆっくりやすんで。
  小倉 先制のタイムリーヒットで主導権を握れた。ピッチングはドキドキするけど、あれが小倉の持ち味!
  高木 突き放すタイムリーは嬉しかったね。右中間方向に行くときは調子が良い。
  坂本 良く来てくれたし、4打席目のヒットは久しぶりシャープなバッティングだった。
  山田 結果は出なかったけど、53歳でレギュラー決勝にスタメンで出ている。これは凄いこと。
  山岡 リードのプレッシャーを大きかった、あれが柏木の3ランにつながった。安定感はある。
  前田 宇都宮から毎回参加して頭が下がります。良く仕切ってくれたよ。
   笹倉 理事お疲れ様、この優勝で理事から格上げになるのでは??
  中江 グランドついたらビックリ、応援に駆けつけてくれて助かりました。
  三輪 言葉では表現できないよ、本当に。素晴らしい、ありがとう。