(12) 6月 8日(土) 花小金井公園A面運動場 <9時00分試合開始:晴れ>
投手: ○土肥(7回:3勝) / 本塁打:柏木1号 三塁打: |
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<試合経過> 「スミ1」 野球用語には、そういう表現がある。1回表または1回裏に1点が入り、そのまま1−0で試合が終了することを表したもので、一見すれば、お互い拙攻で淡々と試合が進んだかのように見えるスコアだが、見所満載であった。また、体験してみて初めてわかったが、投手が良い場合は、先制したチームの方は、確かに追加点は欲しいが、ピッチャーの流れを壊さないために、この展開をキープしていった方が、上手く行くのかもしれない・・・・・・・ なんて訳のわからないことを思うぐらい、土肥のピッチングは最後まで冴え渡っていた。 今日の相手は、練習試合でお馴染みのNTTドコモ千代田さん。公式戦では2016年選抜大会で戦った以外、春も秋も不思議と対戦がない。マナーはトップクラスで、試合をやっていても気持ちが良い。またチームの雰囲気が良いので、メンバーが集まりやすいのか、いつも参加人数が多くベンチは活気づいている。 ◇1回表 先頭の村川は一ゴロに倒れたが、2番柏木がライトへ先制ホームラン!!!(今日は点の取り合いかと思わせる一打だったが、まさかこの1点だけとは、このとき誰も想像しなかっただろう)。続く土肥は三遊間の打球、ショートからの送球が悪送球になり土肥は一気に2塁へ。4番高木は中飛に倒れたが、続く井がセンター前へヒット、2塁から土肥がホームに突っ込むが、センターから矢のような送球がホームに。。。。敢えなく土肥はホーム前でタッチアウト。 ◆1回裏 今日は9時試合開始だったが既に暑く、2塁から全速力でホームに突っ込んだ土肥は、汗だくでマウンドへ。 うーん、何イニングまで行けるか・・・と不安がよぎる。 いきなり先頭バッターに三遊間に抜けるヒットで出塁を許す。続く2番は遊飛に打ち取ったが、3番バッターの時に、1塁ランナーが盗塁で1死2塁のピンチ(足が速い・・)。まあ同点は仕方ないかなと思っていたが、土肥の上手い牽制でランナーが飛び出し三塁でタッチアウト!!初回を無失点に抑える。 ◇2回表 6番和田がセカンド前の内野安打で出塁。相手もまだエンジンがかかっていないのか、このあと連続パスボールで和田は一気に3塁まで進み無死3塁のチャンス。ここで追加点をあげれば序盤は主導権を握れるなと考えていたが、7番小倉は投ゴロで倒れ、更に8番室伏さんのところで、和田がキャッチャーからの送球に帰塁が出来ずタッチアウト!!!あまりにも痛いアウトだった。 ◆2回裏 悪い流れで先頭の4番を迎えノースリー、ここで土肥は踏ん張り、4番を補邪飛に続く5番はライト前に打たれ、ここでも盗塁を許し1回同様に1死2塁。ここでも土肥は2塁ランナーを牽制で刺しピンチを切り抜ける。 ◇4回表 先頭の土肥が四球で出塁。ここで点を取らないと、裏のNTTさんは1番バッターから。プレッシャーがかかる場面で、1死後、土肥が二盗を試みるが、タッチアウトの判定。空タッチに見えたが、これは仕方ない。ここで3人で終わると嫌だなと思っていたところ5番井が初回に続きヒットを放つ。このヒットで少し土肥が休めるのが大きかった。 ◆4回表 土肥はやはり流れがわかってる。先頭の1番バッターから、一段モードをあげる。結局1番バッターは2遊間に強い打球だったが、セカンド柏木のスライディングキャッチし、1塁送球でアウト。これはビックプレーだった。続く2番はフルカウントから見送り三振!!!キーとみていた4回を三者凡退に抑える。ここまで50球。 ◇5回表 追加点が欲しいみずほ、先頭の小倉はサード失策で出塁。8番室伏さんが犠打で1死2塁を作る。二死となったが、1番村川がライトへ強烈なヒット!!打球が強すぎて2塁ランナーはホームをつけず2死1,3塁。2番柏木の場面で、1塁ランナー村川がスタートを切るも、1,2塁間で挟まれるつもりが、足を滑らせ、敢えなくタッチアウト。。。。まあ、攻めているから仕方ない。 ◆6回裏 二死1塁で1番バッターだったが、渾身のストレートが決まり空振り三振!!!!6回まで82球、無四球はさすが。 ◇7回表 初の決勝まで残り1イニング。そうはいっても、初回の柏木の一発だけは寂しい。何とか追加点をと思っていたが、井、和田が倒れ速くもツーアウト。この流れで行きたくないと思っていたところで、小倉。小倉のフルスイングは、この展開では怖い。そのスイングを見てか、相手ピッチャーがコントロールを乱し四球で出塁する。更に、ここで2盗、更には3塁へディレードスチールで3塁まで進む。ここで8番室伏さんはセンターへ打ち返す、タイムリーヒットに見えたが、センターが全速力で落ちるボールをジャンピングキャッチの超ファインプレー!!! ◆7回裏 2022年の春に初のベスト4に進んだ、その時は準決勝でベストと対戦し激闘の末1−2で破れ、今回が2度目のベスト4。 ここを”0”に抑えれば、初の千代田区大会1部決勝に進む。プレッシャーがかかる場面、しかも先頭は2番バッター。 しかしマウンドの土肥は、違う。プレッシャーをモノともせず、伸びのある速球を投げ込む。2球目のストレートを好打者の2番が見送ったところを見て、勝ちを確信した。結局、2番バッターは中飛、続く3番も遊飛に打ち取る。最後は4番バッターをサード前のフライ、これをキャッチャー井がダッシュ良くキャッチ!!! 見事に、創設以来、初となる千代田区大会1部決勝進出を果たした。 <五十嵐レギュラー監督代行コメント> 良く勝った!千代田区キャリアハイの決勝進出!柏木のホームラン、土肥の完投はアッパレ!さあ、次を勝って都大会だ! <柏木キャプテンコメント> 1点差勝ちが続くタフな大会だったがついに決勝まで来れた!ドラマチックな試合が多く、勢いは十分だと思うので勝ちきりましょう! スコア・・ |
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