(15) 7月20日(祝) 神宮外苑運動場 <13時30分試合開始:晴れ>       丸の内大会1回戦            

   
斎久工業     
みずほ証券 ×   10

投手: 手島(3回:1勝1S)−富田(2回:1敗)−五十嵐(1/3回)-○矢田(2/3:4勝)
                                  / 本塁打:伊藤1号 三塁打:富田、五十嵐 


<試合経過>
今年も草野球のメッカ、神宮外苑に戻ってきた。しかし猛暑の中、待ち受けていたのは『死闘』と言う表現以外に言葉が見当たらない程の壮絶な試合であった。

相手は初対戦の斎久工業さん、応援の方も含め雰囲気は圧倒的ながら気持ちの良いチーム。また試合前は千代田区5部所属と聞き、格下とイメージしていたが、とんでもないしっぺ返しを食らう。

みずほ先発は、今年絶好調の手島さん。当初予定していた上野が今治に異動となり、また今後の試合を考えると矢田を使いたくない中、小刻みリレーを想定し臨んだ試合。

初回、手島さんが3人で仕留めテンポを作ると、その裏、伊藤が右中間に先頭打者ホームランで幸先よく先制。更に富田もセンターオーバーの3塁打で畳み掛ける。すかさず相手投手が左腕に変わるが、パスボールと2回に伊藤のタイムリーで3点差とする。

しかし夏の大会は打高投低、このままでは終わらせてくれない。3回に先頭打者をヒットで出すと猛暑の中で、思うように体が動かない。1死1・2塁でピッチャー手前のゴロを亮太が処理を誤り満塁とすると、今度はファーストゴロで体制を崩した矢田が、無理にホームに送球し、これが悪送球。こうなると相手ベンチの盛り上がりにのまれてしまう。その後、2本のヒットで逆転を許す。

盛り返したいみずほは4回、ヒットと相手失策で同点にすると、亮太が2点タイムリーで突き放す。ただ、これでもまだ終わらない。5回の斎久工業の攻撃、ヒットと2四死球で満塁。リズムが悪い中で、ショートへの強い打球に止めるのが精いっぱいで失点すると、6番バッターにはライト戦へ走者一掃の3塁打を許し再び逆転される。

もはやここまでくれば気力の勝負。5回に五十嵐が右中間の3塁打で同点、亮太のタイムリーで再度逆転。

冷静に考えれば、ここで展開をスローにして五十嵐を休ませていれば違った状況になったかもしれない。

6回にベースを1周したばかりの五十嵐をマウンドに送ってしまう。疲労困憊の五十嵐は先頭打者に不運なランニングホームランで同点に追いつかれると、何とか次打者は抑えたものの、2番バッターにストレートの四球。状態が上ずりボールの抑えがきいていないと判断し、急遽使うつもりのなかった矢田をマウンドに。その矢田は先頭こそ四球でだすも、後続をピシャリと抑える。

そして最終回。今日は振れてないクリーンアップで引き分けジャンケンも想定されたが、金沢・緑川の泥臭いヒットに相手のミスが重なり1死2,3塁。ここで、三輪はまさかの敬遠で、チャンスに滅法強い森井。森井は、見事右中間ど真ん中に打球を運び、この激闘に終止符をうった。


<三輪コメント>
夏の大会に強いも弱いもない。とにかく気力と言うか、気持ちなんだろう。こんな大変な試合をしたのは久しぶり。試合前に言ったけど、1回戦はどんな形であれ、勝てば良い。本当にご苦労様。

スコア・・
 
  打席 打数 得点 安打 打点 犠打 四死球 盗塁 三振 失策 残塁
チーム 34 29 10 14

 
名前 投球回 被安打 与四死球 奪三振 失点 自責点 責任投手
手島  
富田  
五十嵐 1/3   
矢田 2/3 勝利
守備 名前 打率
<通算>

<通算
 1回 2回  3回  4回  5回 6回 7回  
(三) 伊藤 .286 右本 左安 -- 犠打 三振 -- --  
(遊) 富田 .429 中三 -- 遊直 死球 三ゴロ -- --  
(一) 矢田 .233 投ゴロ -- 左飛 内安 -- 三ゴロ --  
(右) 金沢 .367 三振 -- 内安 遊飛 -- 左安 --  
(中) 緑川 .324 四球 -- 三ゴロ 三ゴロ -- 内安 --  
(二) 山田 .174 三振 -- -- 左安 -- -- --  
 打 川村 .111 -- -- -- -- 三振 -- --  
 右 矢野 .143 -- -- -- -- -- -- --  
 一 三輪 .105 -- -- -- -- -- 四球 --  
(投) 手島 .500 -- 中安 -- -- -- -- --  
 打 森井 .500 -- --  --  左安 四球 右中安 --   
(左) 五十嵐  .200 -- 三振 -- 三失 右中三 -- --  
(捕) 亮太  .222 -- 三ゴロ -- 中安 左安 -- --  


  名前 コメント
  伊藤 初回、2回と芯で捉えるバッティング。調子が上向いてきた。
  富田 1イニング余計に投げさせてしまったことは監督反省。本人の動きは完璧。
  矢田 緊急登板も、きっちり抑える辺りはさすが。2回戦は何とか3イニングいきたい。
  金沢 最終回は執念での出塁、あと目立たなかったが守備が本当に安定している。
  緑川 ダイビングヘッドなど気合の入ったプレーは周りを鼓舞する。
  山田 綺麗な一本が出たのはさすが。公式戦となるとモードが変わるね。
  手島 3イニング本当に助かりました、感謝、感謝。
  五十嵐 レフトの守備、右中間の同点打とフルの活躍、言うことなし。
  亮太 猛暑の中、フルのキャッチャーは疲れただろう、お疲れさん。
  森井 やはりモノが違う。最終回にあそこに打てるのは本当に凄い。
   川村 コーチャー等、積極的に出てくれて助かる。打つ方は次回だな。
  矢野 気合が今回は空回りしたな。
  三輪 勝てば何でもいいよ!!


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