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(11)  7月 18日(祝) 花小金井運動場  <13時00分試合開始:晴れ>  千代田区大会・準々決勝  

   
みずほ証券       
ライト工業      

投手: ○和田(4回:2勝1敗)−矢田(0/3回:1敗)−S村川(1回:1勝1S) 

本塁打:  三塁打: 


<試合経過>
過去に4度、千代田区大会1部でBEST4進出を目指しBEST8を戦った。

2010年・秋 ● VS ベスト    0−7  名将神野監督で初の準々決勝進出。
2011年・春 ● VS TCS    0−7  相手が強すぎ、脇田-東郷のバッテリーもコールド負け。
2015年・秋 ● VS タキセイ  1−6  3回戦で岸が博報堂さんを完封。
2018年・春 ● VS 日本郵船  5−6 序盤に1−5でリードするも後半大逆転を許す。
  
ここまで、ことごとく跳ね返されたBEST4の壁。それを今日、ついに越えた!!!
しかも9−2の大量リードから、まさかの追い上げを食らい、最後は1点差で勝利。
いやー、すごい。素晴らしい!!!!

13時試合開始。人工芝のグランドは体感的には40度近く。クーラーボックスの氷を用意し、無駄な体力は使わす。一つ一つの練習を終えると水分補給で熱中症対策。とにかく猛暑の夏大会は人数が多い方が勝つ確率が高い。うちはこの猛暑、3連休に14名が集まった。


○1回表
相手先発は、前の試合で見ていた投手とは違うサウスポー。際どいコースに投げ分け的が絞りにくい。
先頭の室伏さんが三遊間を破るヒット!!すかさず二盗・三盗を決め、2番村川も死球、盗塁でいきなり無死2,3塁のチャンス。坂本は三振に倒れたが4番山田が右中間にタイムリーヒット!!!

●1回裏
先発は和田。ストレートは走っていたが少し気合いが空回りしたか、ストレートが単調になり1番・2番・4番にヒットで1死満塁。しかし5番を二飛、6番を捕邪飛に討ち取り無失点。(やっぱり大会は緊張するね)

○3回表
先頭の村川が相手失策で出塁。ここで村川は二盗・三盗を成功させる。この気合いは凄い。
坂本は二飛でまたも倒れるが、1死2,3塁から溝口が右中間に2点タイムリー!!
更に2死3塁から3連続四球(途中で相手失策があり得点)。5点の大量リードを奪う。

○4回表
ホームランを打たれ1点を返された4回。先頭の村川がヒット。すかさす、この日4盗塁目となる二盗に成功。
2死1,3塁となるが、ここでWスチールを成功させ得点。更に相手が後逸する間に溝口も一気に還り1−8。

●4回裏
この暑さで粘る和田。しかしサード溝口の悪送球で1点を返される。

○5回表
二死2,3塁から村川が右中間に2点タイムリーヒット!!!この時点で9−2。さすがに勝ったと思ったが。。。。。
ブルペンで投球練習している矢田。球は強いもののどうもコントロールが安定せず、なんとなく不安。


野球と言うのは本当に最後までわからない。大会だし見えないプレッシャーもあるんだろうね。


●5回裏(最終回)
最後は矢田がマウンドへ。午前中、お子さんの練習を手伝ったためかボールのサイズが違い、ブルペンからどうも制球が定まらない。更に矢田はストライクを入れに行くとボールが引っかかり球が行かない。なんとか1死取れれば大丈夫だろうと思っていたが、その不安が的中してしまう(でもこの時点で7点差だし問題ないと思っていたが・・・)。

先頭2番バッターが初球をサードゴロ、「あー良かった。これで大丈夫。」と思ったのもつかの間、これをサード溝口が悪送球し出塁を許す。更に次打者の代打の場面で死球。(アカン、いつもの悪い矢田の出だしだ・・・、でも7点差だし・・・)

次の4番には三遊間を抜けるヒットで無死満塁。そして5番にもレフトへヒットを打たれ2点を返される。この時点までは、まだ大丈夫と思ったが、6番に四球で無死満塁、得点は9−4。ちょっとずつ相手ベンチが息を吹き返す。

7番以降のバッターを三人で抑えないと、上位打線、しかも1番バッターは長打の打てるバッター。

そして7番。そのバッターにもレフト前へ・・・・・。二人が還り9−6.尚も無死1,2塁。アカン心臓バクバクや。。。。

ここで慌てて矢田から村川にスイッチ。その村川は絶体絶命のピンチながら8番四球、9番を三振に討ち取る。
そして恐怖の1番バッター。ランナーは1,2塁。しかしここで痛いワイルドピッチで2,3塁。一打同点のピンチ。これがこれまで4度も壁にぶち当たり越えられなかったプレッシャーなのか。

ここで1番バッターはツーストライクまで追い込むが決め球が抜けデットボールで満塁。

そして今日ホームランを打っている2番。その2番バッターの打球は快心の当たりでレフトへ。
アカン、サヨナラや、世紀の大逆転負けや!!!!と思った瞬間、レフト五十嵐が、なんと既にポジショニング。
タッチアップで1点は失うが見事なポジションで窮地を救う。

そして得点は9−8。二死1,2塁。3番バッターは、先程代打を送られたバッター。
全員がみてるとガチガチの中、村川は冷静にストライクを入れる、詰まった打球がサードへ。しかし溝口は悪送球を恐れワンバウンド送球、これが微妙なバウンドになったが、ファースト松浦が体で止めアウト!!!!!!

結成20年で初の千代田区大会1部で初の準決勝進出。新たな歴史の1ページを記憶に残る激戦で刻んだ。

<緑川レギュラー監督コメント>
歴史が動きましたね。今日は全員野球で掴みとった勝利、みずほ証券野球部らしい勝ち方でした。この後は未知数の戦いになりますが、このチャンスをモノにしましょう

<柏木キャプテン>
大逆転がある野球ならではの最終回でしたね。取るか落とすかで大違いのところ、粘り勝ったのは本当にナイスゲーム!逆に、何点差で負けていようと諦めない気持ちって大切ですね。

<三輪オーナー>
本当にここまで連れてきてもらって感謝感激です。これまで参加したメンバーにも感謝です。


スコア・・
 
  打席 打数 得点 安打 打点 犠打 四死球 盗塁 三振 失策 残塁
チーム 31 20 14

 
名前 投球回 被安打 与四死球 奪三振 失点 自責点 責任投手
和田 勝利
矢田 0/3  
村川 セーブ

守備 名前 打率
<通算>

<通算
 1回 2回  3回  4回  5回 6回 7回  
(中) 室伏 .333 左安 遊飛 捕ゴロ -- 四球 -- --  
(右)投 村川 .444 死球 -- 一失 左安 中安 -- --  
(捕) 坂本 .310 三振 -- 二飛 左飛 四球 -- --  
(遊) 山田 .393 中安 -- 内安 三邪飛 遊ゴロ -- --  
(三) 溝口 .400 三振 -- 中安 死球 -- -- --  
(二)右 柏木 .143 中飛 -- 犠打 捕飛 -- -- --  
(一) 松浦 .400 -- 三振 四球 -- 四球 -- --  
(左) 五十嵐 .217 -- 一ゴロ 四球 -- 犠打 -- --  
(投) 和田 .429 -- 死球 四球 -- -- -- --  
 打 前田 .000 -- -- -- -- 補邪飛 -- --  
 投  矢田  .214 -- --  --  -- -- -- --   
                -- -- -- -- -- -- --  


  名前 コメント
  室伏 重い雰囲気の中、攻守に渡る活躍は素晴らしい。
MVP 村川 いやー気合い入ってたね。最後も肩痛の中、気持ちでマウンドだった。とにかく休んで。
  坂本 この猛暑で1試合キャッチャーをこなしただけで十分。お疲れ様。
  山田 初回の場面、ちょっと嫌な雰囲気だったけど見事な先制タイムリー。凄いよ。
  溝口 攻守ともに色んな場面で目立ってた、好走塁でのホームインは良い集中力だよ。
  柏木 気持ちが入ってメンバーを鼓舞していた。きっちり役割を果たしている。
  松浦 少し暑さにバテていたな。まあまだ入部1年目だし仕方ない。
  五十嵐 影の勝利の立役者。最終回のポジショニングはチームを救ったよ。
  和田 ナイスピッチング、この猛暑で4イニングも投げたのは凄いよ。体調を崩さないように。
  前田 宇都宮から良く参加してくれている。本当にありがたい存在だ。
   矢田 お子さんの練習の合間に駆けつけてくれて助かった。内容は二の次。
  緑川 レギュラー監督として初のBEST4進出。スタメンもしっかり練った感じで采配的中だな。
  岩崎 1塁コーチャー、ブルペンキャッチャーお疲れ様でした。
  三輪 うれしいねー。20年目で歴史がまた変わったよ!!!皆に感謝!