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（８） ９月 １７日（土） 夢の島運動場 ＜９時００分試合開始：晴れ＞
投手： 三輪（２回）－手島（１回：１勝）－髙井（２回）－緑川（２回：１S)－○五十嵐（１回：４勝１敗） |
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＜試合経過＞ 試合内容の前に、少し紙面を頂く。 その男は、昨年から５時前に起きて６０分間、筋トレ、ストレッチを行っていた。 お陰で、確かに肩は強くなった、投げる球も速くなった。ゴルフも２５０ヤードは跳び、スコアも８０台までになった。 ただ満足できない。 体重が増え女房から「ダイエット目的じゃないの？トレーニングが間違ってる。」と文句も言われた。 筋肉が付き体が重くなり野球の動きが鈍くなってくると反復横跳び１００回、寝転がってボールを天井に投げるのも加えた。 キャッチするグラブの音がうるさいと言われても黙々と続けた。 こんなことを朝からやる５０代のサラリーマンなど皆無と思いながら、ただただ自分のやりたいことを成し遂げるために続けた。 また、それだけでは飽き足らず、１ヶ月前からは職場がある５階まで、２段飛ばしで駆け上がった。席につくと汗だくでハァーハァー言いながら扇子を扇ぐ。もちろん、周りはドン引きだ。 そこまでして、やりたかったこと。それは「投手として試合を作ること」。 小学校の頃はソフトボールの投手で、全て試合を作っていた。その楽しさを、もう一度味わいたい。 その一心で鍛えた、そしてこの日を迎え、いざマウンドへ。 ◆１回表 先発は三輪。 ２年前先発し先頭から４連続四死球を与え降板。周りは当然それを覚えていて、とにかくストライクを入れてくれればと言う雰囲気で試合が始まる。しかし三輪は見事に期待を裏切りストライク先行（スピードは全くないが）。先頭をセカンドゴロ、２番をサードゴロ、３番森下君を中飛と完璧に討ち取る。 ◆２回表 ４番小川君を中飛、５番滝川さんにはライトフェンス直撃を食らうが、後続を遊ゴロ、補邪飛に討ち取り、見事２イニング無失点に抑える。 ◇２回裏 相手投手は柏木に替わる。二死１，３塁から３塁牽制がボークの判定で先制。 しかし前回同様、柏木投手を打ちあぐね、最終回表を終わって１－４と３点ビハインド。 ◇７回裏 先頭の髙井が見送り三振。。。敗色濃厚となったが、１番水野、２番狩野が四球を選びチャンスメイク。ここで３番手島さんがレフトオーバーの３塁打！！！これで２点を返し１点差。更に４番室伏さんがファーストへ転がす、これをファースト滝川さんが弾く間に３塁ランナーがホームインし同点。更に、１死２，３塁と攻めるも、エンドランのサインを見逃すな、同点止まりで延長へ。 ◇８回裏 １点ビハインドで８回裏をむかえる。先頭の岩崎が、片手一本でレフトオーバーの３塁打！！！ベンチは大盛り上がり。続く緑川は粘りに粘ってセンターに弾き返す同点タイムリー。そして最後は１死２塁から髙井が１，２塁間を破るヒット、2塁ランナー五十嵐がホームインし劇的なサヨナラ勝ちをおさめた。 ＜岩崎壮年監督コメント＞ 全員最後まで諦めずに集中持続出来たことが勝因やね。 また、公式戦が迫るなか、「2回無四球無失点」は大きいね。 しばらくの間、自慢話うるさいだろうけど、、、 スコア・・ |
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