(11) 9月 25日(土) 和田堀公園A面運動場 <9時00分試合開始:晴れ>
投手: 和田(5回:2勝1敗)−○村川(2回:1勝1S) / |
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<試合経過> 「後生に語り継がれる本塁打」と言うのがあっても良いと思う。 チーム創設19年目。これまで積み上げてきたチーム本塁打は200本以上(今日の試合まで215本)。 それぞれが価値ある本塁打であるが、今日ほど衝撃的で印象に残る本塁打は過去になかったかもしれない。 ◇1回表・・・先制できず 相手投手はお馴染みの速球派の好投手。しかもコントロールが良く、甘い球が滅多に来ない。 3番緑川が相手の悪送球で出塁するも4番金沢はセカンドゴロで先制できず。 ◆1回裏・・・先発は和田 先発は和田。少し力みがあったか2番バッターにライトに打たれる。2死から4番バッターが強烈な打球を放つ、これをセカンド小堀ががっちり取って。。。。いやグローブにボールが入ったか。。。とにかく小堀が捕球しファーストへ送球し無失点に抑える。 ◇2回表・・・坂本復調の兆し 5番山田が3塁線上ギリギリの打球を放つ。サードが捕球するもファースト送球が間に合わず出塁。続く6番坂本の時にエンドランを出すも、坂本は空振り。1,2塁間にランナーが挟まれるも相手の2塁送球が逸れ1塁に戻る。追い込まれた坂本、結局は遊ゴロに倒れたが、一時期のスランプを脱したような打球を放つ。 ◆2回裏・・・良いぞ、和田 和田が2奪三振!!!! ◇3回表・・・予兆 2死から岩崎が四球を選ぶが、始め2球ぐらいの見送り方が良く、何かいつもと違う雰囲気を感じる。 ◆3回裏・・・良いぞ、和田 和田が2奪三振!!!本日4個目!!相手投手も引かず0−0の投手戦。 ◆5回裏・・・ついに失点 相手チームの打順は2番から。その2番をフルカウントから歩かせる。更にワイルドピッチで1塁ランナーは2塁へ。 0−0の展開では最もやってはいけない四球・エラーでピンチを招く。ここで3番バッターはセンターへのヒット。センターからホームへの送球、中継に入った和田がキャッチ。1塁を蹴って2塁に向かおうと飛び出したバッターランナーを差そうと1塁へ投げるも、これが悪送球になり2塁ランナーが生還。先制を許す。更に犠飛で2点目。 ◇6回表・・・追いつく 重たいムードだったが、それを先頭・小堀が払拭する。いきなり初球のストレートをジャストミート、あっという間に打球は三遊間を破り無死1塁。すかさず盗塁で2塁へ。更にパスボールで3塁。岩崎さんは三振に倒れるも、続く室伏さんの時に、またも相手がパスボール!!3塁ランナー小堀が一気にホームにスライディングで1点を返す。 その後に、室伏さんが今度はライトへジャストミート!!!嬉しい同点ホームラン!! ◆6回裏・・・さすが村川 同点に追いつきマウンドには安定感抜群の村川。リズムが良く、すっぽ抜けの死球による出塁があったが、全く危なげなく0で抑える。村川はテンポが良く、守備からリズムが作れる。 ◇7回表・・・・歴史に残るイニング。 疲れが見え始めた相手投手。先頭の金沢が四球で出塁、即盗塁で無死2塁。ここで5番山田がセンターへ逆転のタイムリー!!!更に、長竹、和田が続き3得点。一気に試合を決める。 ◇歴史的1打は、ここから。 試合は、ほぼ大勢を決した。二死1,3塁。バッターは11番岩崎。この日は、四球、三振とまだヒットは出ていない。 なぜか岩崎さんをよく知るファーストはライトに「右に流すのが上手いから・・・」と後方に下がることを指示。 疲れたとはいえ、まだ速球に伸びのある相手投手が、渾身のストレートを岩崎さんに投げ込む。 少しベルト付近に来たボールを、バッターの岩崎さんは迷わず振り抜く。振り抜いた打球は、右中間を真っ二つに割る大飛球。 1塁コーチャーは、ファーストベースを駆け抜ける岩崎さんにセカンドへ”GO!”を指示。 今まで、どれだけ長打を放っても、1塁がやっとでセカンドへ行くことを拒否していた岩崎さんが、久しぶりに1塁ベースを曲がる。 セカンドに到達しかけた時、、右中間に目をやると、あまりの大飛球で、まだライトがボールに追いつけない。 3塁コーチャーは当然、肩をぐるぐる回し3塁へ来い!とサインを送る。 それを見た岩崎さんは、明らかに1塁に向かって走るときと、スピードが落ちていることを認識しながらも、必死に3塁へ。 それでも足の回転だけは、日頃の鍛錬か、しっかりしている。 3塁ベース付近に到達した時に、ようやくライトがボールを掴み中継に送球。 ベンチも、歴史的なホームランを目に焼き付けようと、「行け〜、ホームだ!!」の大合唱。 当の岩崎さんは、おそらく、その声は聞こえない、きっと酸欠状態になっていたが、感性でホームへ。。。。 ボールは中継を経て還ってきたが、その前に岩崎さんがバテバテのホームイン!!! なんと16年ぶりとなる通算2号、まさかのランニングホームラン。 体重100キロ(推定110キロ)、年齢50歳のおっさんのランニングホームランは、ベテラン・若手問わず衝撃で、ベンチは大盛り上がり。 ◆7回裏・・・村川、きっちり 最後は村川が、きっちり三者凡退に抑え、入団後初勝利。衝撃的なホームランに花を添えた。 <緑川レギュラー監督> 大会前に好投手と対戦出来てよかったね。しかし岩崎さんのホームランは感動した。チームも盛り上がりますね。 <柏木キャプテン> 和田に白星を付けられなかったのは無念ですが、逆転勝ちは気持ちが良いですね。 この調子で勝ちグセを付けていきましょう。 スコア・・ |
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